山九は10月24日、マレーシア、ジョホール州において海外で初となる人材育成センター「SANKYU TECHNICAL ACADEMY」を開設、同月6日に現地で開所式を行ったと発表した。
＜開所式の様子 前列右端が山九 中村公大 代表取締役社長＞
同センターは、同社グループの海外における業務が拡大する中、高度技術・技能への対応や、既存サービスレベルの高度化が急務となっていることから、将来に向け高度な技術・技能を有する人材の確保並びに育成、自社技術・技能の高度化を通し、日本を含め世界で活躍のできるグローバルな技術・技能集団の育成を目的としている。
＜SANKYU TECHNICAL ACADEMY＞
同施設は実習場を備えた研修棟や事務所棟、宿泊棟を備え、同社の海外現地法人社員を対象に、技術の高度化を目的としたメンテナンス研修や、技能の高度化を狙った機械整備研修など34講座を計画、年間延べ約3000人の研修生受け入れを予定している。
また、溶接や仕上げ、フォークリフトなどの競技大会も実施予定で、立地は近隣の空港から車で30分～60分程度と抜群のアクセスの良さにも恵まれている。
中村公大 代表取締役社長は「ここで育った東南アジア域内の従業員たちが、世界中の現場で活躍し、マレーシアはもとより、世界中の人々の幸せを作るお手伝いができれば」とコメント。
今後も山九グループは、地域社会の発展に努めるとともに、顧客に貢献できる社員育成を実践しいくとしている。
■施設概要
名称：「SANKYU TECHNICAL ACADEMY」（山九テクニカルアカデミー）
開設時期：2022年10月1日
住所：マレーシア国 ジョホール州ジョホール・バル イスカンダルプテリ市 MEDINI 開発区「 Plot11」区画
敷地面積：1万6794m2（施設面積：7560m2：研修棟、事務所棟、宿泊棟）
研修内容：階層別研修、安全教育、品質教育、技術研修、技能向上研修、競技大会など
