GLPグループのMonoful Venture Partners(MVP)は、物流・不動産とその関連領域のミドル・レイターステージを中心としたスタートアップ企業への出資・事業支援を行う「Monoful Venture Partners 1号ファンド」を組成。第一次募集(ファーストクローズ)をファンド総額129億円で完了したと発表した。
<「Monoful Venture Partners 1号ファンド」への参画投資家(一部)>
ファーストクローズでは、SMBC日興証券、京王電鉄、三井住友信託銀行、凸版印刷、Sun Asteriskなどから出資に加え、GLPグループも投資家として参画している。
投資先のステージ・領域については、主にミドル・レイターステージを中心としたスタートアップ企業への出資を予定。物流・不動産領域にとどまらず、ロボティクスやAIなどのディープテック、FinTech、ECなど、幅広い関連領域のスタートアップ企業への出資を予定している。
同ファンドでは、今後も参画投資家の募集を継続し、150億円超のファンド規模を目指す。
MVPでは、GLPグループの強固な物流不動産事業の基盤を活用し、経験豊富なベンチャーキャピタルファンド専任チームがスタートアップ企業への投資と事業支援を行うことで、ファンドのパフォーマンス最大化を目指すとともに、20兆円規模の物流業界全体のデジタル化や生産性向上に寄与することを目指している。