資源エネルギー庁が2月28日に発表した2023年1月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1342万kl（前年同月比0.3％増）で、3か月ぶりに前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア（590万kl、6.4％増）、アラブ首長国連邦（459万kl、13.2％増）、クウェート（134万kl、26.8％増）、カタール（62万kl、47.3％減）、アメリカ合衆国（35万kl、前年同月実績なし）となっている。
中東依存度は94.4％で、前年同月比2.6ポイント増と前年を上回った。
燃料油の生産は1378万kl（0.2％減）で2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、A重油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油及び軽油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は929万kl（0.4％減）で、2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサは前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
