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TuSimple JAPAN/2024年問題で日本の自動運転市場に本格参入

2023年06月06日/IT・機器

TuSimple JAPAN(トゥーシンプル ジャパン)は6月6日、2024年問題に向け、日本における自動運転事業に本格参入すると発表した。また、今年1月に東名高速道路で実施した自動運転トラックのテスト映像を公開した。

<テスト走行に使用した自動運転トラック>
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TuSimpleは、米国カリフォルニア州に拠点を置く、自動運転トラック技術企業。2015年に設立された。米国、アジアを含む研究開発チーム約600人をかかえるグローバル企業で、世界最先端の技術を持ち、2021年4月にナスダックで上場した。

日本支社であるTuSimple JAPANは2017年に設立。2021年には同社独自の自動運転システムと日本製トラックの適合作業を行い、国内での検証作業を完了。2023年1月から実施している東名高速道路でのテスト走行を成功させ、日本での自動運転事業に本格参入する。

<東名高速道路でのテスト映像>

同社は2021年12月、米国で自動運転トラック世界初の完全無人走行テストを成功させ、実際に数多くの企業に対し、自動運転トラックを用いた物流サービスを提供している。2023 年3月までの累積走行距離は、米国、欧州、アジアを含む自動運転トラックテスト走行と運営走行を合わせ、1600万km超。

今後、日本の物流事業者や関係機関等と連携を強化し、2023年内に東京―名古屋間での自動運転トラック走行実証実験、2024年から完全無人走行実証に向けた準備にも着手する考えだ。

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