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鈴与・鈴与カーゴネット/7回連続でエコシップマーク優良事業者に

2023年06月13日/SCM・経営

鈴与と鈴与カーゴネット(以下、SCN)は6月13日、国土交通省や学識経験者などで組織するエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会において、令和4年度の「エコシップマーク」認定事業者に選ばれたと発表した。

<エコシップマーク認定制度 ロゴマーク>

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「エコシップマーク認定制度」は、一般貨物の輸送に関し、海運事業者、荷主企業等が一体となって、環境負荷が少なく省エネ・CO2削減に効果のあるフェリー、RORO船、コンテナ船、自動車船の利用を促進することにより、海上貨物輸送への一層のモーダルシフトを図ることを目的に、モーダルシフトを積極的に推進する優良事業者に対しエコシップマークの使用を許可する制度。

今回、トイレタリー用品や医薬品、化学品等を手がける生活用品メーカーの製品輸送において、大型車利用による静岡県富士市-福岡県糟屋郡間の長距離幹線輸送を、清水港-大分航路のRORO船利用による海陸一貫輸送へと転換。モーダルシフトを行うことで、年間のCO2排出量を、陸上輸送の場合と比較して約62%削減した。その他にも3社の取引先と共にモーダルシフト推進に取り組み、エコシップマーク優良事業者の認定を受けた。

<モーダルシフト推進への取組みが評価された>

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近年、「2024年問題」の解決策として、RORO船を活用した海陸一貫輸送によるモーダルシフトが注目されている。鈴与とSCNは、モーダルシフトを積極的に推進する事業者として、2015年度から7回連続でエコシップマークの認定を受けている。両社は今後も、環境負荷低減とドライバーの労働環境改善に取り組み、社会と顧客のニーズに応えていくとしている。

 

 

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