佐川急便は8月2日、山形県と地域社会の持続的な発展を目指す「包括連携協定」を締結し、同1日に県庁で締結式を行ったと発表した。
<(左から)山形県 吉村 美栄子 知事、佐川急便 本村 正秀 社長>
協定締結により、両者はそれぞれの人的・物的・知的資源を有効に活用し協働することで、地域社会の持続的な発展を目指していく。
主な協定内容は、地域・暮らしの安全・安心、環境保全、観光振興・山形県産品の販路拡大、未来を担う子どもの教育、県政広報、地域社会の持続的な発展に関すること。
山形県との協定の締結は、佐川急便が地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる「SAGAWAタウンサポート」の一環。
SAGAWAタウンサポートでは、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進しているほか、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
協定の締結を機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
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