資源エネルギー庁が8月31日に発表した7月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1153万kl(前年同月比10.6%減)となった。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(477万kl、前年同月比11.7%減)、サウジアラビア(438万kl、3.2%減)、クウェート(121万kl、14.9%増)、カタール(48万kl、58.8%減)、アメリカ合衆国(35万kl、前年同月実績なし)となっている。
中東依存度は95.2%で、前年同月比2.5ポイント減と7か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の生産は1089万kl(9.9%減)と3か月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油とA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、B・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は863万kl(1.2%増)と5か月連続で前年を上回った。油種別にみると、灯油、A・B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油は前年同月を下回った。
石油統計速報/5月の原油輸入量13.8%減、中東依存度95.3%