資源エネルギー庁が9月29日に発表した8月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1231万kl(前年同月比16.2%減)となった。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(566万kl、9.5%増)、サウジアラビア(443万kl、24.5%減)、クウェート(74万kl、51.2%減)、カタール(47万kl、56.9%減)、エクアドル(34万kl、4.7%減)と続いた。
中東依存度は94.6%で、前年同月比0.1ポイント増と前年を上回った。
燃料油の生産は1252万kl、前年同月比5.7%減と4か月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は1005万kl、前年同月比13.3%増と6か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ジェット燃料油は前年同月を下回った。
石油統計速報/4月の原油輸入量8.6%減、中東依存度95.6%