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石油統計速報/9月の原油輸入量5.4%減、中東依存度96.0%

2023年10月31日/調査・統計

資源エネルギー庁が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1244万kl(前年同月比5.4%減)となった。前年同月を下回ったのは、これで3か月連続。

輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(484万kl、18.1%減)、サウジアラビア(461万kl、4.9%増)、クウェート(135万kl、122.8%増)、カタール(82万kl、31.3%減)、オマーン(32万kl、105.6%増)と続いた。

中東依存度は96.0%で、前年同月比0.4ポイント増と2か月連続で前年を上回った。

燃料油の生産は1182万kl(1.3%減)で、4か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油及び灯油は前年同月を上回ったが、ナフサ、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。

燃料油の在庫は1001万kl(8.8%増)で7か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサは前年同月を下回った。

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