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成田国際空港/貨物地区初のEV普通充電器を設置

2024年02月08日/IT・機器

成田国際空港は2月8日、積極的なEVトラック導入に取り組んでいるDHLジャパンと連携し、6kWタイプの同社専用EV普通充電器2基を初めて貨物ターミナル地区構内に設置し、供用開始した。

<DHLのEVトラックと充電器>
20240208narita - 成田国際空港/貨物地区初のEV普通充電器を設置

同空港はサステナブルNRT2050で掲げる車両のゼロカーボン化に向けた電気自動車(EV)の導入を推進しており、温室効果ガスの排出量が多いトラックのEV化をこれまで検討してきた。

今回、デンソーとデンソーソリューションにより、EV充電器の導入拡大に向けた実証試験と検証を開始する。

DHLジャパンは、世界有数のインテグレーターであり、DHLグループとしてロジスティクス関連のCO2排出量をネットゼロにする「ミッション2050」の目標を掲げ、2030年までにラストワンマイル配送車両の60%を電動化する取り組みを進めており、その一環として成田国際空港当社と連携して充電器を整備したもの。

なお、実証&検証内容は、EV充電器のインフラ拡大に向けては、個人認証や電力マネジメント等の課題解決を図る必要があるため、デンソーとデンソーソリューションとの連携により、DHLジャパンにて充電インフラを運用しながら実証試験と検証を行う。

<計測機能の検証>
20240208narita2 - 成田国際空港/貨物地区初のEV普通充電器を設置

具体的には、個人認証の実証、計測機能の検証、電力マネジメントの検証となる。

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