資源エネルギー庁が2月29日に発表した1月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1197万kl(前年同月比10.8%減)で前年を下回った。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(501万kl、9.3%増)、サウジアラビア(463万kl、21.5%減)、クウェート(89万kl、33.6%減)、アメリカ(64万kl、83.5%増)、カタール(42万kl、31.9%減)となった。
中東依存度は92.8%で、前年同月比1.6ポイント減と4か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1237万kl(10.2%減)と9か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は934万kl(0.6%減)と3か月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、灯油は前年同月を下回った。