LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





TOPPAN/シンガポールに半導体基板工場、2026年末稼働

2024年03月14日/生産

TOPPAN(旧凸版印刷)は3月14日、シンガポールに高密度半導体パッケージ「FC-BGA(Flip Chip Ball Grid Array)基板」の工場を2026年末の稼働開始を目指し新設すると発表した。

<新工場の完成イメージ>
20240314toppan 710x285 - TOPPAN/シンガポールに半導体基板工場、2026年末稼働

FC-BGA基板の需要は、社会の急速なデジタル化に伴うデータのトラフィック量増加を受けて増加している。

同社は、FC-BGA基板について新潟工場で生産能力の増強を進めているが、将来の需要増に対応するためのさらなる生産能力の拡大や、拠点分散によるBCP強化の観点から、シンガポールに生産拠点を新設することとした。新工場は、新設会社のAdvanced Substrate Technologiesが運営する。

TOPPANは、FC-BGA事業について、2027年度までに2022年度比2.5倍以上の生産能力拡大を目指している。

■新工場概要
建設地:シンガポール
延床面積:9万5000m2
稼働開始:2026年末
生産品目:FC-BGA基板

関連記事

生産に関する最新ニュース

最新ニュース