井本商運は3月26日、昨年12月に進水した200TEU型「みかづき」 が、西日本航路に就航したと発表した。
＜ 200TEU型「みかづき」＞
同船は、今年1月に就航した200TEU型「まや」と同型船であり、シリーズ2番船。積載能力は245TEUで、荷役効率を向上しA重油専焼船とするなど乗組員の労務負荷軽減・生活環境の改善を図っている。さらに機関モニタリングシステム「HANASYS5」を搭載することで機器故障リスクの低減を図る。また、神戸港カーボンニュートラルポート（CNP）形成計画の一環として、陸上電源受電設備を搭載している。
＜セレモニーの様子＞
3月25日の神戸港初入港セレモニーでは、神戸市港湾局の松木副局長から初入港記念楯を、阪神国際港湾の小笹営業部長から記念品を贈呈されるなど歓迎を受けた。
今後も井本商運は、国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾・国内流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与していくとしている。
■概要
全長：96.81m
全幅：14.0m
総トン数：749トン
載貨重量：1711トン
コンテナ積載数：245TEU 冷凍コンテナ：42本
