プロロジスは3月29日、大阪ガスと電力・環境価値を直接販売する電力売買契約(フィジカルPPA)を締結した。
<FIP制度を活用したプロロジスと大阪ガスのスキームイメージ>
電力や環境価値は、プロロジスが開発した物流施設「プロロジスパークつくば2」の屋根面に可能な限り設置される太陽光発電設備に由来する。フィジカルPPAを活用した契約はプロロジスにとって初めて。両社はFIP制度を利用する。
プロロジスは「プロロジスパークつくば2」に設置した太陽光発電設備の発電容量約3.5メガワットの電力・環境価値を2025年2月から提供する予定。
プロロジスはこの契約によって、長期間にわたり固定単価で売電できることにより再エネ開発投資の収益予見性を高め、自社の物流施設の屋根を活用した太陽光発電事業の一層の事業規模拡大を図る。大阪ガスもプロロジスからの継続的な再エネ電力の買い取りにより、再エネ事業規模をさらに拡大でき、両者の取組は地域共生の再エネ普及貢献に繋がる、としている。