資源エネルギー庁が3月29日に発表した2月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1128万kl(前年同月比7.1%減)で前年を下回った。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(497万kl、19.1%増)、サウジアラビア(429万kl、18.5%減)、クウェート(81万kl、36.7%減)、カタール(62万kl、21.8%減)、エクアドル(19万kl、前年同月実績なし)となった。
中東依存度は96.7%で、前年同月比1.4ポイント減と5か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1162万kl(7.3%減)と10か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサは前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は867万kl(3.6%増)と2か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、A重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/6月の原油輸入量8.7%減、中東依存度96.4%