オーシャン・ネットワーク・エクスプレス（ONE）は4月23日、長崎市に設立した新会社「ONE DEJIMA」が、5月からの本格的な営業開始に向けてオフィスの開所式を4月19日に開催したと発表した。
＜ONE DEJIMAの関係者による記念撮影（前列左から3人目が遠山 直人社長）＞
開所式にはONEのシンガポール本社や、ONE DEJIMAに出資する十八親和銀行、アンカー・シップ・パートナーズのほか、地元長崎で同社の立ち上げに携わった多数の関係者や、ONE DEJIMAの社員が参加。
開所式で、遠山社長は「関係者の方々、さらに入社される社員の方々の想いや熱意を目の当たりにし、改めて身の引き締まる思いだ。ONE DEJIMAのミッションである“長崎から世界を支える”の実現に向け、全力を尽くしたい」と挨拶した。
＜ONE DEJIMAのオフィス内＞
ONE DEJIMAは、2023年12月に設立された地域発のグローバルKPO（Knowledge Process Offshoring）会社で、現地法人・代理店管理や市場調査、人事サポートなど企業の核となる知的業務処理を請け負うことを目的としている。
シンガポールに本社を置くONEから業務受託を行う形で5月から本格的に営業を開始しつつ、将来的には他の国内外企業からの業務受託を目指すことで、グローバル企業の成長を長崎から支える。
また、ONEグループの人材育成の場としての機能を担うことも念頭に置いており、将来的にはONE本社などへのキャリアパスも確保する計画となっている。
