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山九 決算/3月期の売上高2.7%減、営業利益7.7%減

2024年05月13日/決算

山九が5月13日に発表した2024年3月期決算によると、売上高5635億4700万円(前年同期比2.7%減)、営業利益352億1600万円(7.7%減)、経常利益366億3100万円(7.6%減)、親会社に帰属する当期純利益243億7900万円(2.3%減)となった。

物流事業の売上高は2842億5800万円(5.9%減)、営業利益は80億5700万円(18.4%減)だった。

内訳では、港湾国際が、国内での海上コンテナ取扱いが減少し、これに伴うヤード内作業・保管作業が減少した。また、国内外での海上・航空運賃の下落と輸出入取扱いが前期比減少したことに加え、プロジェクト輸送案件が減少した。

3PL一般では、3PL作業の新規取扱等が増加したが、一般物流では中国国内需要の不調に伴う中国域内での自動車部品・消費財の輸送作業等が前期比減少したことに加え、国内では化成品・消費財の取扱いが減少した。

構内では、国内客先の単価改定の進展で堅調に推移。中東でも第4四半期で追加コストが発生したが前期比では減少し、新規構内作業の開始があった。

2025年3月期は、売上高5870億円(4.2%増)、営業利益365億円(3.6%増)、経常利益375億円(2.4%増)、親会社に帰属する当期純利益250億円(2.5%増)を見込んでいる。

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