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三井不動産/グループ初、英国で5万m2の物流施設開発に参画

2024年07月22日/物流施設

三井不動産は7月22日、英国子会社Mitsui Fudosan (UK) LTD (英国三井不動産)を通じ、欧州の物流事業において最大の開発実績を誇る物流デベロッパーである Panattoni UK 社(パナトニ UK 社」)との共同事業契約を締結し、英国中部西エリアのコベントリーにて物流施設事業に参画したと発表した。

物件名は(仮称)Wilson’s Lane。竣工は 2026 年の予定だ。

<(仮称)Wilson’s Lane イメージ>
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物件は、英国物流の主要エリアであるウエストミッドランドエリア(英国中部西エリア)に位置し、英国第二の都市バーミンガムやコベントリーといった主要都市が所在している。英国の物流プライム立地であるゴールデントライアングル(高速M1 線、M6線、M69線から形成されるエリアとその周辺)付近に位置し、高速道路出入口に隣接する英国の9割の地域に4時間以内にアクセスが可能な好立地。

また、リサイクル材の使用、自然採光の活用、LED 照明の導入など、環境にも配慮をした計画であり、サステナビリティに対して関心の高い英国で、他社施設との差別化を図る。

英国は欧州の中でも EC 化率が高く、今後もその成長が期待されている。また、コロナウイルスの影響や地政学的要因、輸送コストなどの高騰を受け再度物流拠点をユーロ圏へ戻すサプライチェーンの再構築により、物流施設事業は今後も拡大が見込まれ、同社が物流施設事業を展開するにあたり非常に有望な市場だ。

<位置図>
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■概要
物件名称:(仮称)Wilson’s Lane
所在地:Wilson’s Lane, Longford, Coventry
交通:M6 Motorway Junction 3至近
敷地面積:約19万2700m2
延床面積:約5万m
用途:物流施設(一部事務所)
構造・棟数:RC造、1棟
スケジュール(予定):2025年着工/2026年竣工

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