デカルト・データマインは8月14日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)7月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較7月>
7月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、1か月連続で前年同月を上回り、24%増の189万TEU。単月で過去最多だった2022年5月分(185万TEU)と並ぶ高水準だった。
1~7月の累計は18%増の1138万TEUとなり、コロナ禍前の2019年同期に対しては、日本、台湾、香港以外の主要国・地域が2桁増で21%増となった。
品目別の動きも上位全品目が拡大し、1位の家具類29%増をはじめ、2位の機械類は30%増、6位の自動車関連は27%増と、10品目合計で25%増となった。
米国輸入世界合計も7割を占めるアジア発が牽引し、7月分は前年同月比18%増の257万TEU、1-7月累計では14%増の1593万TEUと、堅調な動きだった。
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