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日本郵船/アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を命名

2024年09月06日/IT・機器

日本郵船は9月6日、世界有数のLPガス(Liquefied Petroleum Gas、液化石油ガス、以下LPG)事業会社である、アストモスエネルギー向けの大型LPG運搬船の命名式が9月4日に香川県の川崎重工業坂出工場で行われたと発表した。

<LIBERTY PATHFINDER>
20240906nyk - 日本郵船/アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を命名

6月に竣工した「GAS AMETHYST(ガス アメジスト)」に続き、LPG二元燃料エンジンを搭載した5隻目のアストモスエネルギー向けLPG運搬船となる。

アトモスエネルギーの坂口圭理事・トレーディング&シッピング部長が「LIBERTY PATHFINDER(リバティ パスファインダー)」と命名した。船名は、アンモニアも積載可能な仕様になっていることから将来的に脱炭素への道につながる思いを込めた「道標(Pathfinder)」に、主体的で自由な印象を持つ 「Liberty」 を頭に冠している。

LIBERTY PATHFINDERは、重油とLPGを燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載。また、軸発電機を採用しており、主機からプロペラに繋がる軸の回転を利用して発電することによって、通常航海中のディーゼル発電機を停止させ、LPG燃料のみで航行が可能。LPGを燃料として使用する場合、従来船の重油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)が95%以上、二酸化炭素(CO2)が20%以上削減される。

■概要
全長:229.90m
型幅:37.20m
深さ(型):21.90m
夏期満載喫水(型):11.65m
積載容量:8万6953m3

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