JR東日本スマートロジスティクスとPackcity Japanは5月31日、首都圏の駅で稼働している多機能ロッカー「マルチエキューブ」で、ヤマト運輸の荷物を受け取れるサービスを開始する。
<マルチエキューブ外観>
マルチエキューブはJR東日本などが開発したロッカーで、1台で「予約」「預入」「受取」「発送」4つの機能を持つ。現在は東京駅や新宿駅などに計145台設置し、2026年度内には首都圏の駅構内を中心に約1000台を展開予定。
Packcity Japanがネットワーク構築しているオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」の「受取」機能を導入することによって、駅でヤマトの宅急便と宅急便コンパクトを受け取れるようになる。
<利用方法のイメージ>
ヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」から希望の受け取り日時・場所を選択すると、指定の場所にあるマルチエキューブに荷物が納品され、認証コードを入力すると受け取れる。
サービス開始は5月31日の朝8時から。受け取り可能時間は各駅の始発から終電まで(一部ロッカーは24時間可)。
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