INTLOOP(イントループ)は3月13日、物流DXを推進する新たなバース予約管理システムの開発に着手したと発表した。ソニーセミコンダクタソリューションズのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を活用し、物流業界が直面する課題解決と生産性向上を支援する独自のシステムを目指す。
INTLOOPは企業の経営課題解決をミッションとし、国内系・外資系ファーム出身の経験豊富なコンサルタント約4万6000名(2024年10月末時点)が登録し、コンサルタント業務やITエンジニアなどのプロフェッショナル人材を支援する人材ソリューションサービスを主軸に展開している。
バース予約管理システムは、物流拠点におけるトラックの入出庫を最適化するため近年導入が進んでいる。事前予約やリアルタイムの入庫管理を通じて、待機時間の削減やスムーズな荷役作業を実現するものだ。
同社が開発するシステムは大規模倉庫から中小規模の倉庫まで、幅広い規模の物流施設に対応可能な設計となっているのが特徴。開発にあたっては、2020年に業務提携を結んでいる三井倉庫サプライチェーンソリューションから、物流分野における専門的な知見提供を受け、実務に即した機能の実装を進めていく。
同社は今後、AIやIoTを活用した自動化システムの導入、環境負荷を軽減するためのエコロジカルな物流手法の採用、地域間物流の最適化などを通じて、持続可能な社会の実現を目指す。また、こうした取り組をみ通じて、顧客サービスの向上、コスト削減、そして物流業界全体のレジリエンス強化に寄与していく考えだ。
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