米ペンギンソリューションズ(Penguin Solutions : PENG)の日本法人ペンギンソリューションズは10月22日、ペンギンソリューションズの止まらないエッジサーバー「Stratus ztC Edge(ストラタス ジーティーシー エッジ)」が三菱重工業の自動ピッキングソリューションに採用され、キリンビバレッジの海老名物流センターで稼働していると発表した。
少子高齢化による人手不足は、「2024年問題」としてクローズアップされるなど、物流分野でも深刻な問題。三菱重工グループはその問題に対応するため、ピッキング工程を自動化する国内初のソリューションを開発した。
これは、さまざまな機械を同調・協調する標準プラットフォームである「ΣSynX(シグマシンクス)」上に実装されている。そして、そのコントローラーとしてペンギンソリューションズの「止まらない」エッジコンピューティング「Stratus ztC Edge」が標準プラットフォームとして採用された。「Stratus ztC Edge」は産業用途に設計された、ゼロタッチ運用が可能な無停止サーバーで、これにより、専用のサーバー室が設置できないような倉庫という環境でも無停止の運用が実現できる。
システムは現在キリンビバレッジの海老名物流センターで2024年12月から本格稼働し、稼働後9か月が経過した現在も一切のトラブルがなく、同センターのピッキング作業の効率化と無停止の運用に貢献している。