川崎汽船は9月3日、「第19回船主安全対策連絡会」を岡山県岡山市で開催した。
この連絡会は、国内外の船主および船舶管理会社が年に一度集まり、「安全運航」への意識をともに向上させることを目的として行われている。
連絡会には、40社76名が参加し、海運業界が直面する環境規制の強化、港湾国による検査の厳格化、貨物の多様化、地政学的リスク、複雑化する運航環境など、業界の最新動向や運航現場における課題について、具体的な事例を交えながら活発な意見交換が行われた。
連絡会後の懇親会では、川崎汽船の検船結果および総合評価に基づき、功績を称える表彰式が行われ、「優秀船主賞」7社、「Good Practice賞」4社、「特別賞」1社が選定された。
今後も船主および船舶管理会社との連携をより一層強化し、安全性・環境対応・品質管理の向上に努め、グローバルな海運業界の持続可能な発展に貢献していくとしている。
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