川崎汽船は3月17日、「けが・不注意による事故・荒天遭遇による事故の防止」に焦点を当てた、2024年度の“K”LINE安全キャンペーンを実施したと発表した。
毎年冬季に行っているもので、海上と陸上で情報共有することで、より一層の安全意識を醸成。今年度は200隻以上の船舶と海陸合わせ約4700人(うち陸上役職員約480人)が参加した。
昨年度に続き今回も、積極的に直接訪船を行うとともにオンラインでの訪船も実施した。
またマニラではセミナーを開催し、傭船船員向けに安全キャンペーンを実施した。
船主や船舶管理会社の協力を得て、安全運航・環境保全に日々取り組んでいる本船船機長や乗組員と意見交換し、それぞれの使命を再確認し合った。
川崎汽船は、「人間力」を生かした安全・品質管理対応と、それを補完するテクノロジーを両輪として、安全運航と輸送品質管理を極めたいとしている。
川崎汽船/立教学院と研究事業契約 船上CO2回収システム応用へ