JR東日本不動産投資顧問(JAM)は7月7日、アセットマネージャーとして、「T-LOGI綾瀬」、「T-LOGI鶴ヶ島」の物流施設2物件の運用を開始した。
物件は、東京建物が開発した物流施設「T-LOGI」を、東京建物不動産投資顧問との共同アセットマネジメント形式で取得するもので、JAMとして、初めて稼働中の物流施設を受託資産に組み入れた。
「T-LOGI」は、全国の中核物流拠点で展開する環境配慮型の物流施設で、厳選された利便性の高い立地や快適な就業環境を実現する共用部、再生可能エネルギーを活用する施設計画等に特長がある。
物流施設は、コロナ禍以降も継続的な需要拡大が見込まれる成長分野であり、今回の取得は、JAMの資産運用領域の拡大において重要な一歩となる。
JAMはこれまで、主にオフィス、商業施設、住宅などを中心とした不動産の運用を通じて、安定した収益の確保と投資家価値の最大化を目指してきた。今回の物流施設取得は、同社の中長期的な成長戦略における「多様な投資機会の提供」を体現するものであり、今後もアセットタイプの多様化/拡充を目指していく。
今後も、幅広い投資ニーズに応える運用体制を強化し、不動産私募ファンド事業の拡大を推進する。
■ファンドの概要
名称:合同会社ATロジスティクス
運用開始日:2025年6月30日
資産規模:非開示
匿名組合出資者:非開示
取得物件:T-LOGI綾瀬、T-LOGI鶴ヶ島
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