日本通運は8月1日、愛知県豊川市に物流拠点「NX豊川ロジスティクスセンター」を開設した。
施設は延床面積1万2976m2、鉄骨造4階建て(倉庫3層)で、空調設備やバンニング機能を備えるとともに、東名高速道路「豊川IC」に至近の立地となっている。
愛知県豊川市を含む東三河エリアは、自動車産業などが集積し、中部国際空港や名古屋港へのアクセスにも優れているが、市街化調整区域が多く、大型のマルチテナント倉庫が不足していたため、新設した。
2026年中に倉庫屋上に太陽光パネルを設置する予定で、発電した電気を倉庫内で活用し、環境負荷の軽減と事業継続計画(BCP)対策にも取り組む。
なお、効率的で環境負荷の小さい物流を実現する施設として、7月9日付で国土交通省中部運輸局から、物流総合効率化法に基づく認定を取得しており、税制特例を活用したコスト削減を図る。
■施設概要
名称:NX豊川ロジスティクスセンター
所在地:愛知県豊川市本野ヶ原2-88、89
延床面積:1万2976.96m2
構造:鉄骨造4階建て(倉庫3層)
営業開始日:2025年8月1日
NXタイロジスティクス/ラヨーン県イースタン・シーボード工業団地に新倉庫を開設