センコン物流が2月13日に発表した2018年3月期第3四半期決算によると、売上高116億4800万円(前年同期比8.5%増)、営業利益1億7800万円(6.1%増)、経常利益1億8300万円(26.4%増)、当期利益1400万円(92.4%減)となった。
売上高は、運送事業で建設関連貨物及び海上コンテナ貨物の取扱いが増加したことに加え、乗用車販売事業において新車販売台数の増加及び車検・修理等のサービス部門の取扱いが増加した。
再生可能エネルギー事業において昨年3月に茨城県北茨城市に設置した太陽光発電施設が稼働、アグリ事業では米穀の卸販売を開始した。
利益面では、運送事業では自社トラック輸送比率の低下による外注費の増加及びアグリ事業に関わる先行投資による原価率が上昇したが、倉庫事業の原価低減と再生可能エネルギー事業の増収効果などがあった。
通期は、売上高151億円(2.9%増)、営業利益2億6000万円(27.3%増)、経常利益2億2000万円(74.6%増)、当期利益1億3000万円(12.1%減)を見込んでいる。
センコン物流 決算/4~6月の売上高12.8%増、営業利益62.5%増