日立製作所は6月14日、環境規制強化による中国国内での火力発電用脱硝触媒の需要増加に対応するため、脱硝触媒を製造する「バブコック日立(杭州)環保設備」の設立を決めた。
新会社は2012年4月から脱硝触媒の製造を開始する予定。所在地は浙江省杭州市で、資本金は約10億円。出資比率は、日立の子会社で、発電用ボイラーや環境装置を製造しているバブコック日立が90%、日立の中国地区の統括会社の日立(中国)が10%。
■新会社概要
社名:バブコック日立(杭州)環保設備
所在地:浙江省杭州市余杭経済開発区
設立年月:2011年6月 (予定)
事業概要:脱硝触媒の製造・販売・サービス等
従業員数:約50名(初年度予定)
資本金:7680万人民元 (約10億円)(バブコック日立90%、日立(中国)10%出資)
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