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JAL 決算/3月期の国際線貨物郵便収入19.5%増、国内線は35.4%増

2025年05月06日/決算

日本航空(JAL)が5月2日に発表した2025年3月期決算によると、貨物郵便収入は国際線が1316億円(前年同期比19.5%増)、国内線は314億円(35.4%増)となった。

国際線は、自社貨物専用機のネットワーク拡充を進め、中国・アジア発北米向け貨物を中心に輸送重量を増やすとともに、医薬品などの高付加価値貨物の獲得を強化し、単価向上を図った。

またリチウム電池輸送に関する国際的な統一基準を取得し、輸送ニーズが高まっているリチウム電池の安全かつ高品質な輸送サービスの構築を進めた。

国内線では、ヤマトホールディングスとの協同事業である貨物専用機の安定的な運航に努めた。

これらによって前年度を大きく上回る収入を確保した。

JALグループは今後、2030年以降の成長を見据え、90機規模の機材導入を計画している。2026年3月期は、コロナ後の環境変化の中で着実に業績を回復させ、次の成長へ向けた基盤を構築する方針。

JAL 決算/4~12月の貨物郵便収入、国際線19.9%増の1008億円

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