フルノシステムズは8月1日、太陽電池パネルを活用した自立型無線LANシステムを製品化したと発表した。
<自立型無線LANシステム「APSOL1」>
<広域無線との連携によるシステム構成例>
同社はアクセスポイントに供給する電源を太陽電池パネルから発電されたエネルギーを二次電池に蓄電しておくことで、停電時や電源のない場所でも基地局の動作を継続できるようにした給電のいらない自立型無線LANシステム「APSOL1」(アプソルワン)を製品化した。
「APSOL1」のアクセスポイントには、リピーター機能を搭載。一般的なアクセスポイントは、基幹側とは有線LANケーブルで接続するが、リピーター機能により基幹側の接続も無線により接続できる。
このため設置には、電源ケーブルや有線LANケーブルが不要の自立型の無線基地局となるので、「APSOL1」を設置した場所は、すぐに無線LANのサービスエリアとなる。
利用先としては、学校や自治体などの公共施設の屋外エリア、ネットワークカメラを利用したセキュリティ監視やスマートフォンやIP電話の基地局として活用できる。
また、農園などケーブルが施設できない広い土地に設置して、監視カメラによる管理や作業現場での情報収集などに活用できる。
詳細な内容は下記URLを参照
http://www.furunosystems.co.jp/apsol1/
フルノシステムズ/ハンディターミナルロングセラーの新製品発売