タカセが2月8日に発表した2013年3月期第3四半期業績によると、売上高66億3200万円(前年同期比9.8%減)、営業利益2億1400万円(18.4%減)、経常利益2億1200万円(17.3%減)、当期利益1億1900万円(前年同期は5億7200万円の当期損失)となった。
総合物流事業は、ほぼ計画値どおりに推移したものの、この5月以降、主要顧客2社との取扱業務が終了および一部終了したことに加え、主要顧客1社との契約内容が変更され、連結子会社であるタカセ物流との直接取引となったことにより、売上高は64億500万円(11.7%減)となった。
運送事業は、国内顧客の取扱量が減少し、売上高7億7700万円(21.2%減)。営業総利益は、不採算業務の効率化などのコスト改善を推進し、黒字転換が図れたものの、売上高の減少による営業総利益の減少を補えなかったことから、600万円(83.8%減)だった。
通期は、売上高90億円(8.0%減)、営業利益2億6500万円(19.9%減)、経常利益2億6000万円(19.3%減)、当期利益1億5000万円(-)の見通し。
タカセ 決算/4~6月の売上高は0.1%増、営業利益は59.7%減