楽天は5月27日、楽天市場で、ユーザーが注文した商品を通勤や通学の途中で受け取ることのできる専用宅配ロッカー「楽天BOX」の試験運用を大阪市営地下鉄なんば駅と関西大学構内で開始すると発表した。
楽天BOXは、ユーザーが楽天市場で商品を注文する際、配送(受取)方法として、購入商品を専用の宅配ロッカーで受け取ることが選択できるサービスで、国内EC事業者としては初めての取り組み。
平日の日中は自宅を不在にしがちの社会人や学生のユーザー、また夜間の宅配を避けたい女性ユーザーなどが、配達時間を気にせずに商品を受け取ることが可能となる。
一方で、配送業者は一回で宅配を完了することができ、配送の効率化を期待できるとしている。
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-