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製造業のSCM部門/必要性・役割・存続要件を研究、調査対象者を募集

2015年02月06日/調査・統計

京都産業大学経営学部の中野幹久教授と近畿大学経営学部の松山一紀教授は、製造業におけるサプライチェーン・マネジメント(SCM)に関する共同研究の一環として、製造業のSCM部門に携わる方を対象にアンケート調査を行っている。

独立行政法人日本学術振興会からの科学研究費の助成(テーマ:企業経営のグローバル化にともなうSCMの組織的管理、2014-2016年度)を受けて、実施するもの。

調査目的は、SCM部門の必要性や役割、存続要件を探るために、アンケート調査を実施し、個々の事例の質的な分析ではなく、サンプル集合の定量的な分析を行う。

想定している回答者は、「SCMやサプライチェーンという名称がついているかどうかに関わらず、社内で需給調整や在庫の方針管理(基準値の設定および評価・改善)、SCM改革といった、複数の機能部門との調整が必要になる業務を担当している管理者あるいは責任者」に回答を求めている。

調査方法は、質問票の回答部分はA4で7枚で、対面でのインタビュー形式を想定しているが、メール・郵送でのやりとりでも対応する。

負担をかけない方法を選択し、必要があれば、機密保持に関する誓約書も作成する。

調査成果について、協力いただいた方には、研究の実施最終年度(2016年度)をめどに、調査結果をとりまとめた報告資料を送付する。

アンケート調査にご協力できる方、あるいは内容に興味をもっていただける方には、下記に連絡を求めている。

■問い合わせ・連絡窓口
京都産業大学 経営学部
教授 中野 幹久
mnakano@cc.kyoto-su.ac.jp

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