Shippioは7月18日、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進事例を発掘・共有するコンテスト「日本DX大賞 2025」の事業変革部門にて、大賞を受賞したと発表した。
<Shippio ブランドコミュニケーション室 西藤室長(左)、Shippio 佐藤代表(中央)、協和海運 松本DX推進担当(右)>
「日本DX大賞」は、DXを通じて、社会やビジネスの課題を解決し、持続可能な成長とウェルビーイングを実現する取り組みを表彰するもの。
2025年度は、「地域DX」「庁内DX」「支援」「サステナビリティトランスフォーメーション(SX)」「事業変革」「業務変革」の6部門で構成され、過去最多となる158件の応募があった。
Shippioは、2022年にM&Aした老舗通関事業者の協和海運と共同でエントリー。通関業務などに対応した貿易DXサービスで業務効率化を実施し、6倍に増えた取扱量を、既存の従業員数で完結できる生産性向上を実現した。
また、DXで従業員同士の業務状況の把握や共有が円滑になり属人化が解消され、期日遵守、トラブル削減といった顧客提供価値の向上にまで効果を及ぼしたという。
今回の受賞に対してShippioのブランドコミュニケーション室 西藤健司 室長は、「貿易や通関といった、一見すると目立ちにくい領域の取り組みに光を当ててもらえたことは、私たちにとって大きな励み。DX推進を通じて得られた知見や成果を、業界全体の前進につなげていくことが我々の使命だと考えている。『国際物流を、アドバンストに』という私たちのビジョンの実現に向け、これからも挑戦を続けていく」と述べた。
Shippio/コーポレートミッション・ビジョン刷新、実現へ指針発表