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大塚倉庫/大塚製薬と三笠製薬の共同物流開始

2015年06月09日/物流施設

大塚倉庫は6月8日、大塚製薬と、外用鎮痛剤「ゼノール」ブランドの三笠製薬の共同物流の全国展開を4月から開始したと発表した。

大塚倉庫が荷主企業である三笠製薬に代わって、大塚倉庫の共通プラットフォームを活用することで、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システム構築の提案を行い、包括的に受託する3PL提案により実現したもの。

併せて物流システムの共同化も可能となり、最適な拠点配置と従来困難とされるシステム移行についても短期間で実現することができたという。

三笠製薬は東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)強化が大きな経営課題だったが、大塚倉庫の共通プラットフォームを活用することで、新たな保管場所、配送網、システム等の構築費用を抑えながらBCP強化を実現することができた。

配送先の重複率が高いことから、配送効率とトラックの積載率向上と破損、誤配等の低減による品質向上の面でシナジー効果が期待できるとしている。

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