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九都県市/首都圏三環状道路の整備と活用で要望

2015年06月23日/SCM・経営

東京都が九都県市を代表して6月23日、首都圏三環状道路の整備と友好活用等への取組について国について要望した。

整備について、未開通区間の開通年次を明らかにし、早期に全線完成させるとともに、あわせて、暫定2車線区間の4車線化に取り組むこと。

とりわけ、東京外かく環状道路の関越自動車道から東名高速道路間を2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに開通させるとともに、東名高速道路以南の区間の計画を早期に具体化する。

また、首都圏三環状道路を補完する横浜環状北線・北西線についても早期開通に向けて取り組む。

首都圏の高速道路の新たな料金体系については、都心の通過交通の環状道路への誘導や会社間乗継時の割高感の解消など、一体的で利用しやすくする。

新たな料金体系の導入時には、一般道への影響や環状道路の整備状況等に配慮し、利用者に過度な負担とならないよう丁寧な説明とともに激変緩和措置等を適切に講じること。

また、平成27年10月に債務償還が終了する八王子バイパス(国道16号)相原ICから打越IC間について、確実に無料化する。

首都圏の高速道路の渋滞対策については、既存施設の有効活用やICTの積極的な導入等により、渋滞施策を政策的に実施する。

また、環状線本来の機能を発現させるため、首都高速中央環状線板橋熊野町JCT間の改良など、交通渋滞解消に寄与する事業等を推進する。

さらに、東名高速道路大和トンネル付近、中央自動車道調布付近及び小仏トンネル付近、京葉道路穴川IC付近の渋滞対策を早期に実施する。

とりわけ、東名高速道路大和トンネル付近、中央自動車道調布付近について、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに完了させる。

高速道路構造物の大規模更新等の老朽化対策については、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催も踏まえ、利用者の安全・安心を確保するため、対象箇所を明らかにした上で、着実に推進する。

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