三菱重工業と米国ゼロックス(Xerox Corporation)は10月7日、全世界でITS(高度道路交通システム)事業における協業をスタートさせるために、フランス・ボルドーで開催されている「第22回ITS世界会議ボルドー 2015」の会場で6日(現地時間)、覚書に調印したと発表した。
協業内容は、ITSのグローバルな事業展開で、三菱重工が保有する日本国内とアジア地域でのシステムインテグレーションの実績と、ゼロックスが保有するアメリカと欧州地域でのオペレーションサービス提供の豊富な実績のシナジーにより、共同での新規事業創出を狙う。
両社はITS事業のリーディング企業として、ETCシステム、交通管制システム、テレマティクス、都市内駐車管理システムなどを中心に、幅広く協業を検討していく。
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