センコーは12月7日、中国地方の物流機能を強化するため、広島市内に「広島PDセンター」を竣工したと発表した。
新センターは、広島市の中心部から約13km(車で約20分)のリフレッシュパーク(伴北工業地区)内にあり、広島自動車道(西風新都IC)に隣接し、中国道や山陽道に直結しているため、広島地区をはじめ中国地方全域をカバーする立地。
新センター1階の両サイドには、32台のトラックが接車できるトラックバースを設置。
2階・3階の全フロアには空調設備を設けるなど、保管だけでなく量販・小売り関連業務に対応するとともに、働く従業員に快適な職場環境を提供する。
ICカードによる入退室管理や監視カメラなども完備しており、セキュリティ対策も万全で、BCP(事業継続計画)に対応するため、自家発電機や給油スタンドも設け、万一の災害時にもいち早く業務再開できる。
センターの屋上には太陽光パネルを設置するなど、環境に配慮した物流センターとなっている。
■広島PD センターの概要
所在地:広島県広島市安佐南区伴西3-4-1
敷地面積:1万7289m2
延床面積:2万6551m2
倉庫面積:2万2045m2
設備:貨物用エレベーター2基、乗用エレベーター1基、垂直搬送機4基、クライミングレベラー1基、ドックレベラー1基
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