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日本GLP/「GLP吹田」がLEEDゴールド認証を取得

2018年02月14日/物流施設

日本GLPは2月14日、2017年8月に竣工した「GLP吹田」が「LEEDゴールド」の認証を、現在建設中の「GLP枚方III」(2018年9月竣工予定)、「GLP流山III」(2019年2月竣工予定)の2棟が「LEEDゴールド」の予備認証を取得したと発表した。

<GLP吹田>
20180214glp1 500x334 - 日本GLP/「GLP吹田」がLEEDゴールド認証を取得

<GLP流山III完成イメージ>
20180214glp2 500x189 - 日本GLP/「GLP吹田」がLEEDゴールド認証を取得

<GLP枚方III完成イメージ>
20180214glp3 500x319 - 日本GLP/「GLP吹田」がLEEDゴールド認証を取得

2017年8月に竣工した「GLP吹田」は、アスクルが全棟を同社の最大の物流センター「ASKUL Value Center 関西)」として活用している。「GLP吹田」は、節水や、エネルギー効率の最適化、建設資材のマネジメント、建設中に関連する室内空気環境マネジメントプランなどが評価された。

2018年9月に竣工予定の「GLP枚方III」は、施設から徒歩圏内に公共交通機関へのアクセスが至便な点や周辺開発密度が高いエリアにあるなど持続可能な敷地であることや、エネルギー効率の最適化、施設屋根に設置した太陽光発電設備によるサイト内での発電、リサイクル材料を使用した建材の採用などが評価され、「LEEDゴールド」の予備認証を取得した。

2019年2月の竣工を目指して建設中の「GLP流山III」は、「GLP流山I」(2018年2月竣工予定)、「GLP流山II」(同5月竣工予定)と併せて従来の物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで網羅する次世代型の複合的な施設となる。

「GLP流山III」では、施設から徒歩圏内にバス路線が2路線あることなど代替交通手段(公共交通機関へのアクセス)の利便性が高い点や、全館LED照明・太陽光発電によるサイト内での再生可能エネルギー発電といったエネルギー効率の最適化が評価され、同じく「LEEDゴールド」の予備認証を取得した。

なお、LEED (Leadership in Energy and Environmental Design)認証とは、米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る、世界的にも広く普及している建物環境認証制度。

具体的には、持続可能な敷地、水の効率的利用、3.エネルギーと大気、材料と資源、室内環境品質、革新性、地域での重要項目、の7つのカテゴリーから評価される。

LEED基準により4段階のレベルに格付けされ、「LEEDプラチナ」が最高レベルの評価になる。

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