国土交通省、東日本高速道路、首都高速道路は1月9日、東京外かく環状道路(外環道 三郷南IC~高谷JCT) 開通後の整備効果を発表した。
それによると、高速道路の交通状況では、埼玉・千葉間(東北道~東関東道)の交通は都心を経由していたが、約8割の交通が外環道へ転換した。
首都高JCTの4車線化(2か所)の効果もあり、中央環状内側の首都高(中央環状含む)の渋滞損失時間が約3割減少した。
また、埼玉と千葉が都心を経由せず繋がり、時間短縮を実現。バス会社では、同じ人数の運転士で4往復/日から6往復/日に増便できるようになるなど、生産性向上に寄与した。
一般道の交通状況では、 市川・松戸市内の主要な一般道路の交通量が約1割減少し渋滞損失が約2割減少。
市川松戸線の通過時間が最大で約4割短縮し、快適な走行が可能になった。
さらに、市川市内の生活道路の急ブレーキ回数が約5割減少し、安全性が向上した。
外環道・関越道/東京外かく環状道路建設のため大泉IC入口を夜間閉鎖