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外環道/三郷南IC~高谷JCT開通で埼玉・千葉間、8割が外環道へ転換

2019年01月09日/調査・統計

国土交通省、東日本高速道路、首都高速道路は1月9日、東京外かく環状道路(外環道 三郷南IC~高谷JCT) 開通後の整備効果を発表した。

<開通前後の経路と渋滞状況の変化>
20190109gaikando1 500x338 - 外環道/三郷南IC~高谷JCT開通で埼玉・千葉間、8割が外環道へ転換

<東北道~東関東道 経路分担率の変化>
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<中央環状線の渋滞状況の変化>
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それによると、高速道路の交通状況では、埼玉・千葉間(東北道~東関東道)の交通は都心を経由していたが、約8割の交通が外環道へ転換した。

首都高JCTの4車線化(2か所)の効果もあり、中央環状内側の首都高(中央環状含む)の渋滞損失時間が約3割減少した。

また、埼玉と千葉が都心を経由せず繋がり、時間短縮を実現。バス会社では、同じ人数の運転士で4往復/日から6往復/日に増便できるようになるなど、生産性向上に寄与した。

一般道の交通状況では、 市川・松戸市内の主要な一般道路の交通量が約1割減少し渋滞損失が約2割減少。
市川松戸線の通過時間が最大で約4割短縮し、快適な走行が可能になった。

さらに、市川市内の生活道路の急ブレーキ回数が約5割減少し、安全性が向上した。

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