SBSリコーロジスティクスは2月15日、物流センター京浜島内トレーニングセンターにおいて「マシン搬入出技能『特殊』研修」を行った。
<トラック車両に取り付けられた器具と複合機を固定する作業。輸送中の荷崩れを防止する>
年間8回行う研修の最終回となる回で、1つの事故が人命に関わる重大な事故へ発展する可能性が高い特殊な事案を想定し、本体重量が140kg/台以上の大型複合機と小型移動式クレーン車両を用いた。
クレーンの特性や玉掛け作業の法的要求事項や事故事例に理解を深めた後、大型複合機のラッシング作業を実技で講習。続く搬入出訓練では、クレーン車両で複合機を吊り上げ、窓から引き込む作業を行った。吊り上げ時の紐の掛け方、室内へ複合機を引き込んだ後、一時的に複合機を乗せる冶具類の置き方など、安全を最優先させたノウハウについて学びを深めた。
SBSリコーロジスティクスグループは、今後も研修を継続して開催していく。併せて人数が限られる社内講師を育成し、作業の標準化を広く進めることで「安心・安全・確実な物流」の実現につなげていくとしている。
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