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輸送機関利用動向/7~9月・10~12月とも全機関マイナス

2019年10月30日/調査・統計

日通総合研究所は10月30日、製造業と卸売業の主要2500事業所を対象に行った企業物流短期動向調査(9月)の調査結果を公表した。

<各輸送機関の利用の実績と見通し>

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この調査は、7~9月の実績(見込み)と、10~12月の見通しを9月初旬時点で調べたもの。それによると、指数の水準でみる輸送機関利用の動向は、7~9月実績、10~12月見通しともに全6機関がマイナス。前期実績からの推移は、7~9月実績が上昇5機関(鉄道コンテナ、国内航空、特別積合せトラック、宅配便、内航コンテナ・RORO船)、横ばい1機関(一般トラック)で、10~12月見通しは6機関全てが低下となる。

輸送機関ごとのマイナス業種は、一般トラックが7~9月実績で11業種(繊維・衣服、鉄鋼・非鉄、窯業・土石等)なのに対し、10~12月見通しでは12業種(繊維・衣服、鉄鋼・非鉄、一般機械等)。

特別積合せトラックは、7~9月実績が10業種(繊維・衣服、鉄鋼・非鉄、精密機械等)で、10~12月見通しが12業種(鉄鋼・非鉄、繊維・衣服、窯業・土石等)。

宅配便は、7~9月実績が11業種(繊維・衣服、一般機械、精密機械等)で、10~12月見通しが13業種(一般機械、繊維・衣服、化学・プラスチック等)。

鉄道コンテナは、7~9月実績が9業種(窯業・土石、鉄鋼・非鉄、繊維・衣服等)で、10~12月見通しが12業種(鉄鋼・非鉄、窯業・土石、繊維・衣服等)。

内航コンテナ・RORO船は、7~9月実績が7業種(一般機械、窯業・土石、金属製品等)で、10~12月見通しが10業種(一般機械、窯業・土石、生産財卸等)。

国内航空は、7~9月実績が9業種(一般機械、鉄鋼・非鉄、食料品・飲料等)で、10~12月見通しが10業種(窯業・土石、一般機械、鉄鋼・非鉄等)となる。

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