オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)ジャパンは11月19日、東京都内の小学校で行われた5年生の社会科授業へ講師を派遣し、コンテナ船やコンテナ物流について説明したと発表した。
<授業風景>


この取り組みは、日本船主協会からの依頼で実現し、11月13日に行われたもの。
授業冒頭では、担任教員から事前授業で出たLNG、原油、自動車などはLNG船や自動車専用船など専用船で運ばれていること、専用船以外で運ぶ衣類、食料品、家具や家電などはコンテナ船で運ばれていることが紹介された。
その後、ONEの講師が、コンテナやコンテナ船の大きさを人や東京タワーと比較しながら、最大級のコンテナ船は400mもあり、一度に2万個のコンテナを運ぶことができるなど画像を使いながら説明。
生徒からは、「コンテナを運ぶ際に海に落ちたりしないのか」「運ぶモノによってサイズを変えているのか」「どのようにコンテナを積み下ろししているのか」「コンテナの中身は腐らないのか」などの質問が矢継ぎ早に飛び出した。
また、普段使っているものがどのようにして自らの手に届くかについて、コンテナが港に着いてから消費者に届くまでの過程も説明。
授業の最後に行われた学習内容の発表では、「きちんと商品を届けるため、安全第一で仕事をしていることが分かった」「コンテナ船は温度を管理するなどたくさんの工夫をして輸出入を支えている」といった内容が生徒から寄せられた。