ギークプラスは1月8日、中京地区での無軌道AGVの販売強化に向け、総合商社の豊田通商と販売契約を締結し、2019年12月より、共同での無軌道AGV販売を正式に開始すると発表した。
ギークプラスのシステムは、無軌道AGVが棚やパレットなどを作業者が待つ場所に運ぶことで、人が商品のところまで「歩く・運ぶ必要がなくなる」システム。このシステムは、製造工場や物流倉庫などの作業現場の作業負担を大幅に軽減することが可能となる。業務効率は3倍~5倍以上向上し、人件費の削減と短期間での投資回収が可能。
昨今の人手不足や労働環境改善の対応として、既にEC業界や自動車業界など、幅広い業種で活用されており、今後も製造工場や物流倉庫などの課題解決に貢献することが期待されている。
日本での導入実績は、アルペングループ、大和ハウスグループ、アッカ・インターナショナル、ビックカメラ、DHL、TSIホールディングス、DENSO、OOCL ロジスティクス、森永乳業、日立物流、SGホールディングス、アスクル、ミドリ安全、など多数。
導入メリットとして、「在庫量に合わせて無軌道AGVエリアの拡張が可能」「荷主・ブランド・カテゴリー等を合わせた保管シェアリングが可能」「高いROI」「走行ルートの変更」など、従来の機械設備では実現できなかった、フレキシブルな対応を可能としている。
なお、ギークプラスは、北京大学および清華大学においてロボット研究開発を行っていた創業者でありCEOであるYong Zhengが、中国の北京で2015年2月に創業した。中国にて物流ロボットのシェアNo.1となり、2017年8月には、日本法人であるギークプラスを設立。2019年11月現在、日本国内で約1000台、アジア・ヨーロッパ・アメリカを含む全世界では、約7000台の導入実績がある。また、Geek+は英国サプライチェーン優秀賞(Supply Chain Excellence Awards)ロボット革新技術部門、Robotic Business Review(RBR)ランキングトップ50など様々な賞を受賞している。
日本GLP/相模原の施設が環境部門金賞 世界三大デザイン賞で