日本プロロジスリート投資法人は10月21日、プロロジスパーク岩沼1について、建物の再開発工事(本再開発)を実施することを決定したと発表した。
日本プロロジスリート投資法人と資産運用会社のプロロジス・リート・マネジメントは、プロロジスパーク岩沼1がて2020年4月に発生した火災により滅失し
た建物及び残置物について、同年7月に解体撤去工事(「本解体工事」)を開
始した。
現在、本解体工事は順調に進捗しており、2021年2月頃には完了することを予定している。
資産運用会社は、この物件の今後の方向性について検討を進めてきたが、今般、本投資法人がこの物件の土地の保有を継続して本再開発の主体となり、本投資法人のスポンサーであるプロロジス・グループの先進的物流施設開発ノウハウを最大限に活かしつつ、本再開発の建築工事を本投資法人自らが発注することが、本物件の資産価値及び本投資法人の投資主価値を最大化する施策であると判断し、本再開発を決定したもの。
本再開発では、スロープ及び車路の設置により2階へのトラックの直接アクセスを可能にするほか、地盤面の嵩上げにより水害対策も講じる予定であり、本物件は、旧建物に比べより使いやすく、災害対策も強化された先進的物流施設として生まれ変わることとなる。
着工は2021年3月頃を予定し、竣工は2022年4月頃を予定している。
■本再開発の概要
物件名称:プロロジスパーク岩沼1
所在地:宮城県岩沼市空港南三丁目2番35
敷地面積:4万5704.30m2
用途地域:工業専用地域
建ぺい率/容積率:60% / 200%
延床面積:5万446m2
賃貸可能面積:4万3835m2
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