日本郵政が11月13日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、郵便・物流事業の売上高(営業収益)は9627億円(前年同期比2.8%減)、営業利益は64億円(77.1%減)となった。
売上高は、ゆうパックの増加で荷物が増収を維持したが、取扱数量の減少や国際郵便物の引受停止等が影響し前年を下回った。
利益面では、コストコントロールの取組等で営業費用が減少したものの、売上高の減少が影響し減益となった。
取扱数量は、コロナ禍による経済活動への影響等から郵便が9.1%減、ゆうメールが9.5%減と減少し、累計7.7%減となった。
一方、ゆうパックは巣ごもり消費増加等に伴うEC利用の拡大で、累計21.0%増(ゆうパケットは34.7%増)と増加した。