ブルーイノベーション/小田原市で農作物をドローン運搬

2021年01月18日 

ブルーイノベーションと慶應義塾は1月15日、神奈川県小田原市でドローンを活用した農作物自動運搬の実用化に向けた実証実験を実施した。

<20kgのみかんを載せて飛行するドローン>
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<実証実験に使用した機体>
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実験は、環境省・国交省連携の「社会変革と物流脱炭素化を同時実現する先進技術導入促進事業」で実施される「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業」の一環として行われた。

実験では、運搬車の立ち入りが困難な傾斜地にある農園から集荷所までの直線距離100m、標高差14mの道のりを、ドローンを用いて20kgのみかんを運搬。集荷所付近にあるドローンを農園に呼び出した後、農園に着陸したドローンにみかんを積み込んで離陸。集荷所へ着陸後、農作物を積み下ろした。

今回の実証実験では、ドローン輸送の安全性と採算性、機体性能・運用面・環境面の評価・検証を実施。これにより、急傾斜でのドローンによる農作物運搬の有効性と、実用化に向けた新たな課題を確認した。

ブルーイノベーションは、ドローンを活用した農作物自動運搬実証実験の第一弾として、2020年11月12日に北海道当別町で平地におけるかぼちゃの運送を行っている。今後も地形や搬送物、経路など異なる条件下での実験やコスト検討を積み重ね、地域毎に最適化したドローンによる自動運搬プロセスの構築を目指すとしている。

■実証実験の概要
日時:1月15日 10:00~12:00
場所:矢郷農園(神奈川県小田原市石橋322)
実験内容:農園(傾斜地)から集荷所まで農作物(みかん)の運搬
実施体制:<代表事業者>慶應義塾(プロジェクト全体管理、データ収集・分析など)
<共同事業者>神奈川県(地元農家・住民等との調整)
<実証実験運営>ブルーイノベーション(フライト準備・運営)
<機体提供>SkyDrive
<協力団体>小田原市

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