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ドリーム・アーツ/三菱オートが業務デジタル化クラウド導入

2021年05月13日/IT・機器

ドリーム・アーツは5月13日、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(スマートデービー)」が、三菱オートリースに採用されたと発表した。

三菱オートリースは、近年の環境変化に適応しリモートワーク環境を整えてきたが、各種申請や報告などの業務には紙での運用が残っており、コロナ禍においても社員が必要に応じて出社せざるを得なかった。

そのため、同社ではテレワークの阻害要因である紙での運用から脱却すると同時に、将来のDXも見据え、紙の情報をそのまま置き換える単純な電子化ではない、業務のデジタル化も実現するため「SmartDB」を採用し、5月から利用を開始している。

<「SmartDB」でデジタル化した申請業務の登録画面>
20210513dream - ドリーム・アーツ/三菱オートが業務デジタル化クラウド導入

三菱オートリースでは、デジタル戦略部が中心となり、経営企画部、情報システム部と連携してプロジェクトを推進。まずは総務・経理部門の「紙業務のデジタル化」から着手しており、申請に関連する業務をデジタル化することで効率化し、「いつでもどこでも申請から承認までの一連の流れを完結できる」ようにする。

現在、実施しているオンボーディング(導入支援)では、すでに現場部門で十数の業務についてデジタル化を完了しており、なかにはプログラム経験のない現場部門の担当者が1か月で8つの業務を一人でデジタル化した実績もある。

今後は、業務自体を見直しながら、最終的に約350ある紙業務をデジタル化し、社員が働きやすい環境を整備していく方針で、当初デジタル化を予定していたバックオフィス業務以外のフロント業務にまで利用範囲を拡大することも検討している。

ドリーム・アーツの「SmartDB」は、現場個別の業務から全社共通業務までをノーコード・ローコードでだれもがクイックにデジタル化できる大企業向け業務デジタル化クラウド。

サービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しており、三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心に50万名以上が利用している。

■「SmartDB」紹介ページ
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/

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