大塚倉庫は5月25日、パソコンやスマホから簡単に発注できるサービス「受注net」の提供を開始したと発表した。
＜受注net＞
「受注net」は、2020年10月から2000社の卸売業者を対象に導入しており、このたび全国展開を開始した。
これまで大塚グループの受発注では、受注全体の70％がEDI（電子データ交換）でデジタル化されていたものの、残りの30％が専用発注用紙（OCR）やFAX用紙での受注であったため、受注拠点に出社して業務を行う必要があった。
コロナ禍でBCPの見直しが求められる中、大塚倉庫では「受注net」の導入でオンライン化を推進し、受注業務をテレワークで作業できる環境を整備した。
また、卸売業者も場所や時間を選ばず発注することが可能になり、発注の締め時間も1時間延長できるようになるなど、サービスの向上にも繋がっている。
